JETMSの特長及び用途

2種類のミルクをショットする（Twin Milk System）ことにより充分な可塑性能を発揮する可塑性注入材です。有機物や高アルカリ性薬剤を安易に使用せず、純粋な無機系材料のみで可塑を実現しており、優れた耐久性を保持するため、施工周辺の環境にも優しい材料設計となっています。

●長距離圧送が可能: 材料の流動性が優れているため配管抵抗が非常に少なく、2ｋｍまで長距離圧送が可能です。
●環境に負荷を与えない材料: JETMSは従来の可塑性グラウトとは異なり、水ガラス等は使用しておりません。2種類のミルク（ともに無機系材料と水）を混ぜることにより可塑化する材料です。また重金属の溶出も認められません。
●湧水に強いエアーレスタイプ: 2種類のミルクがショットすると瞬時に可塑化するので、水に強く材料分離や希釈が少なく品質が安定しています。
●安定した強度が得られる: JETMSは材料分離がないため、バラツキの少ない安定した強度が得られます。また水ガラス系薬剤に見られる溶出問題もなく、長期に渡って安定した強度を確保できます。